日本共産党の高橋千鶴子衆院比例東北ブロック候補は24日、記録的大雨(19日から)で被災した秋田県北秋田市を調査しました。
加賀屋千鶴子県議、板垣淳、久留嶋範子、三浦倫美の各市議が同行し、住民から被災状況や要望など聞き取りました。
同市の大雨被害は4年連続です。阿仁川の氾濫で水田が冠水した増沢地区の農家の男性は「農道を整備しても厚く泥や土砂がたまってしまい、流れの勢いも年々増している。堤防内の樹木ややぶの伐採をしてほしい」と語りました。
10世帯20人ほどが一時孤立した羽立集落の住民は「今年は2回目です。川のしゅんせつ、土砂の撤去をしてほしい」と要望。床上浸水した阿仁合地区の女性は「山から石も落ちてきて不安です」と訴えました。
11カ所で被災し比立内―角館駅間で運休している秋田内陸縦貫鉄道の長峰英雄社長に影響を聞きました。
高橋氏は「どこでも『毎年水害が来る』と切ない声を聞きました。復旧するにも利水権者が年々減っており、自民党農政のツケが表れていると強く感じました。これからも営農意欲を持てるよう力をあわせたい」と語りました。