· 

オスプレイに毅然と対応を 党秋田県委が知事申し入れ

 日本共産党秋田県委員会は25日、米軍横田基地(東京都福生市など)所属のCV22オスプレイが秋田県北秋田市の大館能代空港に緊急着陸(18日)した問題について、鈴木健太知事に申し入れを行いました。

 

 藤本友里県委員長と加賀屋千鶴子県議が、対応した笠井潤企画振興部長に申し入れ書を手渡しました。

 

 藤本氏は、同機が重大事故や緊急着陸を繰り返す原因など何も明らかにされないまま飛行が続けられている現状に不安が広がっていると指摘。自治体や住民に説明もなく、危険な欠陥機を飛ばし続けることは許されないとし、県民の安全を保証し不安をなくすため、県として毅然(きぜん)とした対応を取るべきだと語りました。

 

 申し入れ書は、▽「予防着陸」受け入れの理由を県民に知らせる▽飛行目的やルート、原因など米軍の責任で県や各自治体へ説明・情報提供をさせる▽事前に訓練計画を公表させ、飛行の際の日米合同委員会合意事項を順守させる▽市街地や生活圏の上空を飛行させない▽日米地位協定を見直し、米軍への航空法など国内法の適用―など、政府関係機関に強く求めるよう要請しています。