日本共産党の、はたやま和也参院比例候補は13日、秋田県と岩手県の街頭に立ち、「消費税5%減税の財源では論戦に決着がついた。比例で日本共産党を伸ばして、消費税減税を実現させよう」と呼びかけました。
はたやま氏は、最低賃金を時給1500円に引き上げるには、岩手県が全国に先駆けて実施した中小企業への直接支援を国も行う必要があると指摘。「大企業の利益は働く人たちがつくったものだ」と語り、大企業の内部留保に時限的な課税をして賃上げの財源を確保すると強調しました。
盛岡市で演説に足を止めた64歳の男性は「作業所で働いている。物価高は困る」と話しました。参加者から消費税減税の大切さを聞き、比例で党支持を約束しました。
JR秋田駅前で演説を聞いていた青年たちは、「外国人差別は絶対許せない」「日本の温室効果ガス排出量が世界5位と聞いて驚いた。温暖化防止やジェンダー平等実現へ、私たちが変えられることに気づいた」「核兵器禁止条約に参加し、核廃絶、原発ゼロの未来につづく政治に変えてほしい」など、党への期待を語りました。