日本共産党秋田県委員会は21日、参院選での5議席獲得めざし、はたやま和也参院比例候補と高橋千鶴子前衆議院議員を迎えて、寄せられた質問に答える「トークライブ」を秋田市で開催しました。
はたやま氏は「あらゆるものが高くて暮らしが大変」との訴えを受けて、参院選では物価高の対応が問われると指摘。自民の2万円給付は一回きりで、真面目に暮らしや商売を考えた政策ではないと批判し、「どの商品にもかかる消費税減税が一番の物価高対策だ。消費税が増税され続ける中、大企業は11兆円減税されてきた。この不公平をただせば消費税減税の財源はできる」と訴えました。
高橋氏は、「秋田県は最賃が全国最下位だが、会社の実情を考えると賃上げも難しそう」という質問を受け、車の燃油代などを考慮すると首都圏と地方で生活費に差はないとし、最賃の全国一律化の必要性を強調。大企業の内部留保の一部に課税して中小企業の賃上げ支援に充てる党の政策を紹介し、参院選での日本共産党の躍進で実現させようと呼びかけました。
演説を聞いた高専生(16)は「政治に懐疑的になっている若い人が多い今だからこそ、共産党の政策を知ってもらえるよう広げていきたい」と語りました。