秋田県雄平地区(横手市、湯沢市、羽後町、東成瀬村)は1日、参院比例の支持拡大の累計が昨年の総選挙の最終到達を超え(110%)、9000に迫りました。得票目標を超える支持拡大を達成して、比例5議席獲得の責任を果たそうと奮闘しています。
対話すると、物価高騰、年金削減、米価暴落などで住民のきびしい生活の状況が迫ってきます。これまで自民党に投票していた人が「初めて共産党に入れる。低賃金に物価高、どうしたらいいのか。自民党はおろかな政治だ。国のためにならない」と党員に話しました。
「担い手」づくりを本格的にすすめるのは今回の選挙が初めて。「はてな」リーフ、各種ビラ、紹介カードなどを袋に入れて「折り入って作戦」用のグッズをつくり、全支部に届け、働きかけています。「担い手」働きかけ数は総選挙時の5倍。電話かけなどでボランティアが協力しているのも初めての経験です。
我妻桂子地区委員長は「自民党政治への怒り、日本はこのままでよいのかという危機感を私たち党員自身が感じ、有権者に積極的に話しかけ、ビラを届け、変化が生まれています」と話します。
平和と暮らしの問題で党の躍進がこれまでのどの選挙にもない切実で緊急な意義をもつことを明らかにした第5回中央委員会総会決定が支部と党員の活力の源になっています。
5中総を読了・視聴した党員は約6割。従来の中央決定の読了率の2倍に急増しました。討議・具体化した支部は8割です。
「いま党が存在している意義、いまたたかう情勢だと、この方針(5中総)を徹底して党員が確信をもつ」ことの大切さを地区委員長自身が痛感。「のんびりしていられない」―支部会議を必ず開いてほしいと訴え続けました。
支部会議の内容も変わってきました。“雑談”だけで終わっていた支部も、選挙で何をするか、党員が何をするかを話し合い、見つけて動くようになりました。
有権者との対話でも“立派でなくても話そう”と党員が動き、「こんな反応があったよ」と報告があがるようになってきました。変化に他の支部も励まされています。
普段、学習している支部は半分程度でしたが、5中総とともに「はてな」リーフや「赤旗」号外ビラを学んで有権者と対話がすすみます。対話した党員が「相手からこう言われた。何か答える資料ないか」と地区を訪れるようになったといいます。