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民青食料支援 週5でバイト金銭的余裕ない


日本民主青年同盟秋田県委員会は4月30日、秋田市で秋田大学を対象としては9回目となる、学生向け食料支援「食材もってけ市」を開催し、今回は学生ら22人が訪れました。その多くが新入生で、スタッフから「遠慮しないで、たくさん持って帰ってね」と優しく声をかけられると、笑みがこぼれました。

県外出身の1年生は「コロナの自粛隔離期間中に入学式やオリエンテーションが重なり、参加できなくて友人や先輩たちとつながる機会を逃してしまった」と話します。別の学生は「両親の収入が2割も減ってしまい、貯金を取り崩して学費を払ってもらっています。こんな状況が続くと、将来や両親の生活が心配です」と苦しい実情を語りました。

参加した同盟員からは「もっとたくさんの学生に利用してもらうため宣伝を強化し、5月も引き続き取り組みたい」と、意欲的な声が出されました。